【スキマ時間で副業】産休/育休・多忙の医師にオンライン医療相談がオススメ

勤務医の資産形成 収入を増やす

産休・育休・多忙の医師にオンライン医療相談がオススメ

【収入を増やすために副業をしたい】そう思っているドクターは多いです.

しかし同時に

  • 「産休/育休中なので現場に行って働くことはできない」
  • 「これ以上仕事を増やすことはできない」
  • 「今の職場や同僚に副業していることがバレたくない」

そう思っている方も多いと思います.

実際, 現在の収入を確実・効率的に増やす方法は医師バイトがですが,
簡単に医師バイトを増やせないからこそ困っているのだと思います.

そこでオススメするのが【オンライン医療相談】です.

特に今まで副業をしたことないけど, 副業を始めてみたいドクターにはオンライン医療相談がオススメです.

特に産休/育休中の女医さん, 勤務医で時間がない人にこそオススメです.

オンライン医療相談を始めたことで僕自身

  • 空いた時間に負担なく副業を始めることができ
  • お小遣い程度だけどお小遣い程度の収入を得ることができました.
  • 副業を始めても自分の負担は増えていません

この記事では

  • 【オンライン医療相談の仕組み・メリット・デメリット】
  • 【具体的なオンライン医療相談サービス】

をお伝えします.

オンライン相談はあんまり収入にならないでしょという意見を持つ方もいるかもしれませんが,

もともと何もしていなかった数分のスキマ時間がお金を稼ぐ時間に変わるだけでも大きなメリットです.
他にもオンライン医療相談ならではのメリット】があります.

ぜひ記事を読んで確かめてください

この記事を読むことで
不安なくオンライン医療相談・副業を始める第一歩を踏み出すことができます.


【オンライン医療相談の仕組み・メリット5選・デメリット4選】

オンライン医療相談の仕組み

オンライン医療相談はサービスを利用したい患者さん(相談者)が【1回の相談につき2000/30or月額で3001000円程度】のお金を払って医療相談を行い,
その対価として
サービスに登録している医師が回答を行う, というものです.

  • 決まった時間(30分程度)の中で【リアルタイム】で医師に相談を行う
  • 相談者が行った質問に,【後から】 医師が回答を行う

2パターンあります.

医師は回答数に応じて報酬を得ることになります.
医療相談サービスに医師が登録する際には医師免許の確認が必要です.

過去に医療相談サイトでの医師の言動が問題となったこともあり, お金を稼ぐためだけでなく, 医師としての誠実な対応が求められます.

メリット

オンライン医療相談のメリット5選について説明していきたいと思います.

  1. ちょっとの時間があれば, スマホ一つでどこでもできる
  2. 感染リスクがない
  3. 特別な準備や勉強がいらない・失敗のリスクがない
  4. 普段は見えない患者さんの悩みが分かる
  5. 患者さんに感謝されると嬉しい

では具体的に見ていきましょう.

1.ちょっとの時間があればスマホ一つどこでもできる

時間と場所を選ばないことがオンライン無料の大きな強みです.

産休中の少し落ち着いている時間, 通勤中や休憩時間などの少しの時間に気が向いたときに行えることが大きなメリットです.

医師バイトの場合は労働中の賃金は高いのですが, 移動時間の分だけ時間的にも体力的にもロスします.
その点, 職場に移動する必要がないオンライン医療相談は効率的だと言えます.

2.感染リスクがない

202110月になって, やっとコロナウィルスの流行は落ち着いてきましたが, それでもやはり今後の感染状況がどうなるかはわかりません.

このような状況で感染リスクが完全に0で行えることが, オンライン医療相談を選ぶ大きなメリットです.

感染のリスクがないことは子育て中・育休中のドクターにとってはより重要なポイントになるはずです. オンライン医療相談ならば自分が感染症を家庭に持ち込んで自分のお子さんにうつしてしまうことは絶対にないからです.

3.特別な準備や勉強がいらない・失敗のリスクがない

研修医を終えて, これまで医師として働いてきた方であれば(専門医を持っているレベルであれば)特に準備や新たな勉強をせずに始められることが大きなメリットです.

日常診療と同じ感覚で質問に答えることができるのです.

だからこそ副業をして失敗する, ということも起こりません.

他の副業, 例えば不動産投資やYoutube・ブログ運営などは医師としての知識や経験だけでなく, 特別な知識を新たに得る必要がありますし,

不動産投資やブログで失敗すれば多額のお金や, 取り戻すことができない時間を失うこともあり得ます.

そういう意味でもまずはすぐに始められて失敗がないオンライン医療相談を最初にやる副業として勧めます.

4.普段は見えない患者さんの悩みが分かる.

僕はオンライン医療相談を始めて, 「患者さんはこういうことで悩むんだ」と初めて気がついたことがいくつもあります医療者だったらすぐに分かるようなことも, 実際には患者さんはすごく悩んでいるんだなということが分かったことも大きな発見でした.

中には, おそらく入院中なんだろうなというような相談者さんもいて, 担当医がいても担当医には聞けない悩みや, 担当医の話が本当だろうか?と不安になって不信感を抱いてしまう状況があることが分かりました.

患者さん側の考えや悩みを知ることは大事なことだと思います.

5.患者さんに感謝されると嬉しい

当たり前ですが, 相談をする方はすごく悩んで, 相談するかどうかを迷った上で相談しています.

だからこそ, その不安を解消するような答えができると, すごく感謝されます.

もちろんそのようなやりとりができることは多くないのですが, それでもやはり心からの感謝は, 文字からでも伝わります.

僕は思春期のお子さんとの関係に悩んでいるお母さんの相談に対して,

そのお子さんが思春期で困っている一方で健全であること, お子さんを支えるお母さんも丁寧に関わっているので, 「危ない状態ではないと思う」と見立てを伝えました.

お母さんからは「救われました」という言葉が返ってきました.

自分の専門性を活かせて人に関われることは, やはり大きなやりがいを感じられます.

どのような回答をすると感謝が得られて, どのような回答だと感謝が得られないのか. こういうことを知っていると実際の臨床でも患者さんとのコミュニケーションの向上につながります. それが将来開業した時にいい影響を及ぼす, なんてこともあるかもしれません.

デメリット

オンライン医療相談サービスのメリットだけではなく, デメリットについても確認していきましょう.

  1. 実名などの個人情報の登録, 公開が必要
  2. 時間の拘束がある場合もある
  3. 稼げる額はお小遣いくらい
  4. 相談が少なければもっと稼げない

1.実名などの個人情報の登録, 公開が必要

オンライン医療相談の場合, 自分が専門とする診療科だけでなく, 名前や所属先を登録し, 公開する必要があります.

なぜなら相談をする患者さんの立場からすると, ネット上の文字でやりとりをするだけなので, 相談する相手が本当に医者であるか, 自分が聞きたいことにたいする専門的な知識を持っているかを確認したいと思うからです.

実名を公開しなくてもよいサービスもありますが, 基本的には実名登録をしなければいけないものがほとんどで, 仮名の場合は報酬が下がります.

2.時間の拘束がある場合もある

シフト制の相談サービスの場合, 時間の拘束をされてしまいます. 例えば917時といった感じで通常の医者としての勤務と同じような働き方を求められます.

それなら時給1万円で働いた方が報酬が得られます.

まとまった時間が取れない場合は患者さんの質問に後から答える形のサービスを使うことをオススメします.

3.稼げる額はお小遣いくらい

最も大きいデメリットはこれかなと思います.

  1. 自分が答えられる質問がないかチェックして
  2. どのように答えるか考えて回答の文章を作り
  3. 回答に対してのリアクションを見る, 再返答

これを毎日繰り返して月々の報酬が1-1.5万円ほどです.

元々何もしていなかった時間が収入に変わるとも言えますが, 一方で生活が変わるほどの額は稼げないのも事実です.

4.相談が少なければもっと稼げない

オンライン医療相談は患者さんの相談があって初めて報酬が発生します

なので

  • サービスに登録するユーザーが少ない
  • 自分の診療科に関する質問が少ない
  • 自分と同じ診療科の医師の登録が多い

このような場合は自分が対応する相談者の数が少なくなり, 当然報酬が減ることになります.

ちなみに現在はコロナ関連, ワクチン関連, 産科, 婦人科, 小児科, 精神科のニーズが多いようです.

【具体的なオンライン医療相談サービス】

ここからは具体的なオンライン医療サービスについてお伝えします.

  報酬 登録する個人情報 働き方
LINEヘルスケア  17001400円  苗字のみも可能 シフト制orスキマ時間
AskDoctors              150~200円? 仮名 スキマ時間
Doctors me   時給1500円~高収入も 本名+顔写真 シフト制

3つが登録会員数が多く, メジャーなオンライン医療サービスだと思います. それぞれの特徴を見ていきます.


(Lineヘルスケア公式サイトより)

LINEヘルスケア 17001400円  シフト制orスキマ時間

 ※初期臨床研修医・海外在住の医師は登録できません.

内科・小児科・婦人科・整形外科・皮膚科・耳鼻咽喉科の医師を募集しています.

ただし相談対応可能な科は自分で申告する形で専門医資格は不要です. つまり誰でも登録可能です.

実名登録は必須ですが, フルネームを公開する必要はなく, 苗字だけの公開で大丈夫です.

報酬は患者さんの相談にいつ回答するかによって変わります.

  1. 【リアルタイムに】相談する場合:1400 /
  2. 【予約を取った患者さんとリアルタイムに】相談する場合:1400 /
  3. 【あとから】回答する場合:700 /

となります.

【リアルタイムに】相談する場合:1400 /

仕組み

  • 医師は自分が空いている時間にログイン,
  • 相談者が現れるのを待ち,
  • 相談者からの質問にLineで答えます
  • 相談者は30分質問する権利がありますので, 最大30分対応する必要があります.

メリット・デメリット

あまりオススメできません.
30分以上空いている時間が取れる医師でないと使えません.

何より, 自分が空いている時間に患者さん・質問がこなければ報酬は発生しません.

また何度やりとりしても報酬が増えるわけではないので, 複数人の質問に回答できる【後から】の方を選んだ方がいいのかなと思います.

【予約を取った患者さんとリアルタイムに】相談する場合:1400 /

仕組み

  • 医師は自分が空いている時間を登録
  • 登録した時間にログイン
  • 医師が登録した時間を見て患者さんが予約
  • 時間になったら医師・患者ともにログインして相談開始
  • 最大30分対応

メリット・デメリット

予約なしよりはいいですがあまりオススメできません.
こちらも30分以上空いている時間が取れる医師でないと使えません.

医師側が空いている時間を先に提示する分, 「患者さんからの質問が来ず, 待ちぼうけ」ということは減ります.

ただやはり, 複数人の質問に回答できる【後から】の方を選んだ方がいいのかなと思います.

【あとから】回答する場合:700 /

仕組み

  • 患者さんが医師のプロフィールを見て医師に相談を送信
  • 医師が空いている時間に回答を返します.

メリット・デメリット

リアルタイムの相談ではないので, まとまった時間を確保する必要がありません.

確かに報酬は半分になりますが, それでも対応する件数が増えれば, 【あとから】回答する方が報酬は増えると思います.

ただ, 患者さんから相談が来なければ, 報酬は増えません.

AskDoctors      150~200円?スキマ時間

医師用のm3.comというサイトに登録している医師であれば, 登録できます.

【本名を出す必要がないのが特徴です】

また, 相談対応可能な科は自分で申告する形で専門医資格は不要です.

仕組み

  • 患者さんの相談が投稿され
  • 医者の側が投稿された相談の中から自分が回答できる質問を選び
  • 追加の質問も含めて回答します.

メリット・デメリット

メールを返信するような感覚で質問に回答して報酬を得られます.

時間的な拘束がないこと, 自分の名前や所属を出す必要がないことがメリットです.

ただ1番のデメリットは報酬が不明確なことです.

1回答50円〜200円と言われていますが, どの程度報酬がついているのか, 報酬の決まり方がわかりにくいので, はっきりわかりません.

Doctors me 時給1500    シフト制

実名・顔出しが必須となります勤務医にとってはなかなか難しいですね. 

仕事の仕方は3つです

  1. 患者さんからの相談に医師が<シフト制or患者さんからの指名>に回答する
  2. 医療記事・健康に関する記事の執筆・監修
  3. 講演・取材などへの出演

海外在住でも登録できるのがメリットです.

シフト制のオンライン相談は時給はシフト制なので時間的な拘束が大きいのですが, 講演や取材などの場合は高収入案件もあるとのことです.

また開業している場合やSNS運用している場合は知名度を上げる効果もあるので, 【名前も顔も出して大きく稼ぎたい】場合にはいい選択肢になるのかもしれません.

まとめ・関連記事

収入を増やすために副業を始めたいけど, 何から始めようというドクターにはオンライン医療相談がオススメです.

オンライン医療相談は育休/産休中, 多忙な勤務医には最適】です.

【仕組み】
オンライン医療相談はサービスを利用したい患者さん(相談者)が1回の相談につき2000/30or月額で3001000円程度のお金を払い(ごく稀に相談無料のサービスもあります)医療相談を行い, サービスに登録している医師が回答を行う, というものです.

5つのメリット】

  • ちょっとの時間があれば, スマホ一つでどこでもできる
  • 感染リスクがない
  • 特別な準備や勉強がいらない・失敗のリスクがない
  • 普段は見えない患者さんの悩みが分かる
  • 患者さんに感謝されると嬉しい

【4つのデメリット】

  • 実名などの個人情報の登録, 公開が必要
  • 時間の拘束がある場合もある
  • 稼げる額はお小遣いくらい
  • 相談が少なければもっと稼げない

具体的なオンライン医療サービスは

  • LINEヘルスケア 17001400円  シフト制orスキマ時間
  • AskDoctors           150~200円?   スキマ時間
  • Doctors me      時給1500円.               シフト制

となっています.

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