【必修!】医者がお金持ちになれない理由 & 問題を解決する方程式
医者がお金持ちになれない理由 & 問題を解決する方程式
このブログは当直をやめたい勤務医, 将来当直をやめたい若手医師, 医学生向けです.
この記事を書いている僕は医者として11年目(研修医2年+小児科医9年目,専門医更新済み)
現在は大学病院勤務とバイト合わせて医者として年収2000万円に達しています.
この記事は
- 一生懸命働いているのに生活が楽にならない
- 当直やバイト漬けの生活は一生続けられない
- お金を増やしたいけど, リスクは避けたい
そんなお医者さん向けです.
僕もですが, このように感じているドクターは少なくないと思います.
そこで, この記事を読むと
- “医者の働き方“ではお金持ちに近づけない理由
- “医者の生活“ではお金持ちに近づけない理由
- 医者であるメリットを生かし, 安全に資産を増やし, 生活を楽にする【方程式】
がわかります.
その方程式とは
-
【1年間の資産の増減】=【収入】 –【支出】+【資産】x 【利回り】
です.
僕もこの方程式を知る前は, 貯めても使うの繰り返しで貯金ができず, 貯金は年間数十万円, という感じでしたが, 現在は年間2〜300万円貯金できるようになりました.
もちろん, 「本当かな?」「ただの節約術じゃないか?」と疑う方もいると思いますが, この記事には、医者がお金持ちになるための方法 生活を楽にする方法
つまり, 人生を良くするための確実で安全な方法が書いてあるので, ぜひこの記事を最後まで読んで, 確かめていただければと思います.
この記事はロバートキヨサキさんの【金持ち父さん貧乏父さん】を読んで学んだことから書いています。
医者の生活が楽にならない理由 〜収入と資産の違い〜
結論:医者は真の意味でお金持ちになれる職業ではありません.
これはお金の知識(=マネーリテラシー)がある人の中では常識です.
なぜなら医者は高収入ではあるけど結局, 給与を支払う雇用主と雇用契約を結んで収入を得ているからです. つまり, 自分が働かない限り収入を得られい【従業員】です.
【従業員】としてはたらいている限り, どんなに社会的な地位や名誉があったとしても真の意味でのお金持ちにはなれません.
真の意味でのお金持ちとは, 自分で働かなくてもお金を得られる立場になることです. つまり, お金持ちとは従業員を雇って働いてもらうことで収入を得る【経営者】や, 投資を行ってお金に働いてもらう【投資家】になることです. つまり重要なのは収入が高いことではなく, お金を増やす仕組み=資産を持っていることです.
実際, 僕も医者5年目頃から年収が1000万円を超えて, 10年目になって2000万円に近づいて行きました. この収入を保つためには今の35歳だからできる働き方を, 今後体力や気力が落ちていく中でも維持ししなければなりません. 繰り返しますが, 医者は真の意味でのお金持ち, 資産家ではありません.
もちろん, 事業でお金を生み出す【経営者】や投資でお金を働かせる【投資家】になることは無理だ, 危ないんじゃないか, ということ感じる方も多いと思います.
確かに僕もそうでしたし, ワンルームマンション投資の説明会に行ったら詐欺まがいだった, ということもありました. しかし大事なことは. 『リスクを避けて働き続けること』ではなく, 『リスクを見極めて』『安全に』, そして医師が『高収入』であるというメリットを生かして確かに効率は良くないけど, 『確実にお金を増やす投資』(インデックス投資)を行うことだと僕は思います.
“医者の生活“ではお金持ちに近づけない理由
医者がお金持ちになれないもう一つの理由は高収入であると同時に, 医者の生活の支出がとても多いからです.
高収入ゆえの税金
高収入ゆえに税金が高いです. 所得税と地方税を合わせて収入の40%近いお金を税金としてお金におさめています. ちなみに僕は額面で年収1600万になった年, 所得税で250万円, 市民税で100万円ほど, 計350万ほど国に収めています.
高収入からの高支出
また税金以外の支出も多くなりがちです. 医者はやりがいがある仕事であると同時にストレスも多いので, 使ってしまうお金も増えてしまいます.
また, 住まいや車, お子さんの教育費, 食費, 海外旅行, 結婚式,,,など, 出ていくお金が増えがちです. また自分の意思とは関係なく, 医局人事による引っ越しや学会参加や専門医などの資格維持, 研修などの参加費というようにお金が出て行きやすい職業です.
必要を感じない, 忙しくて, お金の知識を身につけられない
また少しの知識や工夫があれば資産を増やすことができるとしても, 収入が高いからこそ知識を身につけたり工夫する必要性を感じなかったり, 必要性を感じても医者としての生活が忙しいために知識を身につける時間がなくなってしまっているのも現実だと思います.
医者がお金の話をしてもいいの?
確かにお金の知識を身につけることは必要だけど, 周りにはそんなことやっている人いないし, 医者がお金のことを考えるのは良くないんじゃないか, という意見を持つ人がいるかもしれません.
医者こそ自分でお金の知識を身につける必要がある
医者は周りを見渡してもお金の知識を身につけている人はいませんし, 誰にもお金の知識を教えてもらえません. だからこそ, 自分の時間や気力・体力をすり減らす自己犠牲的な働き方を続けています. 確かに医者に時間的・精神的な余裕がないことは僕自身実感することです. ただそれでも. 少しの知識と考え方があればお金の問題を解決していきますし, お金の問題が解決することで働き方に余裕を持てるようになったり, 自由に生きていけるようになると思います.
医者の生活を楽にする【方程式】
お金を増やすための【方程式】をお伝えします.
この方程式を理解できると医者がお金を増やすための作戦の立て方・対策の順番がわかります. その方程式は
- 【1年間の資産の増減】=【収入】–【支出】+【資産】x 【利回り】
- 【収入】・・・常勤先からの給与, バイト(外来・当直), その他の副業
- 【支出】・・・税金, 家賃, 食費, 光熱費, 通信費, 交通費, 娯楽費…
- 【資産】・・・貯金, 株式, 投資信託…
- 【利回り】・・・1年で増える利益の割合
です.
【1年の資産の増減】は1年の収入から1年の支出を引いて, そこに資産が生み出すお金を足すことで計算できます.(もちろん支出や投資で赤字になれば資産は減ります).
例えば
1年の収入が1200万円、支出が1000万円、前年までにためた500万円を全て貯金していたとするとその年増える資産は
1200万-1000万+500万x 0.00001 (0.001%) =200万+50円 です。
貯金で得られる利子は500万円預けて50円です。
実際にはこの50円にも税金がかかってさらに減ります。
定期預金を行ったとしても50円が100円になる程度です。
分かって頂けたと思いますが, これが医者の働き続けなければ資産が増えない/減っていく現実です.
【1年間の資産の増減】=【収入】–【支出】+【資産】x 【利回り】
を見ればわかると思いますが, 資産を増やすためには
- 資産を増やすか
- 支出を減らすか
- 投資に回すお金を増やすか
- 利回りを上げるか、のどれかです。
しかし実際には勤務医として働いている状況で収入を上げることは難しいと思いますし, 利回りを無理に上げようとすると損益を出す(失敗する)リスクも上がります. 高い利回りに目が眩んで詐欺に合うリスクも上がります.(実際, 医者の高収入&無知に付け込む詐欺は数多くあります.)
だからこそ医者が資産を増やすための方法は
- 支出を減らす.
- 利回りが低かったとしても安全な範囲で資産の一部を投資に振り分ける.
ということになると思います
それぞれの具体的な方法については
支出を減らす
- 支出の4割近くを占めている税金を減らす
- 固定費を見直す
安全な範囲で資産の一部を投資に振り分ける
- 投資を始めるために証券口座をひらく
- iDeCoを始める
- NISAを始める
になるかな, と思います。
詳しくは関連記事をご覧ください。
まとめ
自分の時間と気力, 体力をすり減らす“医者の働き方“では資産が増えずお金持ちに近づけない
税金をはじめ支出が増えやすい“医者の生活“ではお金持ちに近づけない
【1年間の資産の増減】=【収入】–【支出】+【資産】x 【利回り】
について書きました。
まずやることは
- 支出の4割近くを占めている税金を減らす
- 固定費を見直す
- 投資を始めるために証券口座をひらく
- iDeCoを始める
- NISAを始める
になるかな, と思います.
では今日はここまで!
以上です.
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この超基本の知識を知るだけでは不十分です.
実際に資産を増やして自分と家族を守り、選択肢を広げるためには行動が必要です.
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