【お金持ちへの第1歩】証券口座の作り方教えます

お金の知識:マネーリテラシー 勤務医の資産形成 投資 税金・節税

投資を始めたい医者の必修授業 証券口座の作り方

この記事はこれから, iDeCoNISAをはじめとした投資に興味を持ったり, 当直をやめるためのお金の余裕が欲しい, 子どもの教育資金が心配, お金持ちになるための投資を始めたいと思っているお医者さん向けです. (この記事は投資を始めたい全ての人の参考になると思います)

医者として11年目(研修医2年+小児科医9年目、専門医更新済み)
現在は大学病院勤務ですがパートと合わせて年収2000万円に達しています.

この記事では

  • NISA, iDeCoってなに?
  • NISA, iDeCoを始めるにはどうしたらいいの?
  • 証券口座って普通の口座と何が違うの?
  • なんで証券口座を開かないといけないの?
  • どこで証券口座をひらけばいいの?

こういった疑問に答えます

この記事を読むことで

  • NISA, iDeCoとは何か.
  • NISA, iDeCoを始めるための手続き→証券口座が必要
  • 証券口座と普通の口座の違いとは何か
  • 証券口座を開く理由
  • ネットの楽天証券を勧める3つの理由

がわかります.

投資は怖い, お金持ちがやるものなんじゃないか?と思う方がいるかもしれませんが, 
今回説明する iDeCoNISAは国が老後資金を個人で用意してもらうための制度なので, 【誰でも】【安全に】始めることができるので, ぜひ最後まで読んで欲しいなと思います. 

僕自身, 最初は他の銀行で証券口座を開いてNISAiDeCOを始めましたが, 手数料や扱っている投資信託が高いことに気がつき, 改めて楽天証券で口座を開き直しました.

そんな僕が説明していきます.

1.NISA, iDeCoとは何か.

【NISA(ニーサ)】

 Nippon Individual Savings Accountの略で少額投資非課税制度

 つまり, リスクが少なくてすむ少額の投資に限って, 税金がかからない制度です.

iDeCo(イデコ)】

 individual-type Defined Contribution pension planの略で個人型確定拠出年金

 国の年金制度とは別に個人で毎月年金を拠出する(支払う)制度です. 

これだけではわからないので, この二つの共通点, 違いを説明していきます.
ちなみに医師は年収に余裕があるので, 最初から両方始めることを“強く”オススメします.

共通点

どちらも税制上, 優遇されているので一般的には投資の利益にかかる20%の税金が全くかかりません. (ちなみにこの20%というのは普通預金の利率にもかかっています)

ではなぜこのように優遇されているかというと, 日本の少子高齢化・老後の2000万円問題が関係しています. 日本は少子高齢化が急激に進んで労働人口が減るのに, 支えなければいけない高齢者の数が平均寿命が伸びていることもあり増えています. 結果, 国が高齢者の老後資金を賄うことができなくな李ました. そしてこれ以上税金は増やせなくなり, 「みなさん老後資金は自分で用意してくださいね. 」という中で始まったのがNISAとiDeCoです.

日本は1980年代にバブル が起きたために投資に対するイメージが非常に悪く, 投資を行う人が増えませんでした. だからこそ, 税制上の 優遇を行うことで投資を広めようとしていますし. 個人に将来の備えをしてもらうことが目的なので, NISAやiDeCoを支える投資信託などの商品は安全性が高く, 手数料も安いものが多く今までやったことがない方でも始めやすくなっています.

2021年現在NISAは1500万人, iDeCoは200万人の方が始めています.

違い

正確にはNISAには
 20年間 x 40万円=800万円分の投資が非課税で行える【つみたてNISA】と
 5年間 x 120万円=600万円分の投資が非課税で行える【NISA】があります.

ただ投資できる余剰資金のこと, 非課税になる合計額のどちらをとってもメリットの大きい【つみたてNISA】に絞って説明します.

   つみたてNISA iDeCo

毎月積み立てられる【金額】

 積み立てを行える【期間】

  約3.3万円

20年間

 約2.3万円(年金の加入状況による)

 60歳まで

引き出せるタイミング いつでもOK 60歳まで引き出せない
【節税】効果 なし

掛け金が所得から控除されて所得税/住民税が減額

ポイントは下の2つの項目です. 

NISAは投資の目的が自由なので, いつでも換金できます(ただ長期投資, 非課税のメリットを失うので勧めません)

一方のiDeCOは年金としてお金を拠出しているので, 60歳までは支払われません. 

そのようなデメリットがあるからこそ, 逆に掛け金が所得税から控除されます. 

所得税が33%の方であれば年間9万円ほど所得税が減ります( 2.3万 x 12か月 x 0.33). 

地方税10%と合わせると年間12万円ほどの節税になります. しかもiDeCoで拠出したお金が投資で増えます.

これが【絶対にiDeCoを行った方がいい理由です】

参考:金融庁 NISAとは   iDeCo公式サイト

2.NISA, iDeCoを始めるための手続き→証券口座が必要

お金を増やしたり, 税金を減らすためにNISA, iDeCoの優遇制度を使う必要があることをお分かりいただけたと思います. ここでは始めるための手続きについてお伝えしていきたいと思います.

結論

 NISAは証券口座を開設 1,2週間で始められます.
     iDeCoは証券口座の開設→国民年金基金の審査→1〜2か月かかります.

必要な書類

 NISA&iDeCo:本人確認書類(マイナンバーカード, 運転免許証, 保険証etc)

 iDeCo   :基礎年金番号がわかる書面(年金手帳やねんきん定期便),
                                勤め先でもらえる【事業主の証明書】

 NISAは本人確認書類さえあれば, すぐに始められます. 
    一方, iDeCoの場合は自分の基礎年金番号以外にも, 自分の勤め先で【事業者の証明書】をもらう必要があります. iDeCo口座の開設を申し込むとを金融機関指定の【事業者の証明書】を勤務先で記入してもらうように指示がありますので, 勤務先の人事部にいって, 『iDeCoを始めたいので, 【事業者の証明書】の記載お願いします. 』といえば数日もあれば記載してもらいます. その後書類を提出しますが, それから年金基金の照会, 登録を行う必要があるので始めるまでに時間がかかります. ただ収入の高い医師にとってはiDeCoは必須の節税方法なので, “諦めそうになっても”“投げ出したくなっても”頑張って始めることをオススメします. 一度始めてしまえばそれ以降面倒な手続きはありません(常勤の勤務先が変わる場合は移管手続きが必要です.)

(※すでにNISA, iDeCo の口座を開設している場合, 2つ目の口座を持つことはでません)

3.証券口座って何? 普通の口座の違いとは

証券口座とはNISAやiDeCoといった投資信託や株式の売買を行うために絶対に開かなければいけない口座です. 現金の預金だけでなく, 株式を預けることもできます. 証券口座という名前ですが銀行などでも開設できます. 

一般の口座と違って, 直接給与の入金やATMなどでお金を引き出したりということはできず, 指定した銀行口座を通じて行います. また一般に, 投資信託で出た利益に関しては約20%の税金がかかります. 

証券口座は一般口座, 特定口座, 非課税口座の3種類

一般口座・・・投資を行う(口座を持つ)人自身が税金を計算して確定申告する必要がある口座

特定口座・・・金融機関が年間の収益と税金を計算してくれる口座
      (【源泉徴収あり】を選べば納税もしてくれる. )
      (【源泉徴収なし】を選べば自分で確定申告することを選べる. )

非課税口座・・・年間で国が決めた額の範囲内の投資であれば20%の税金がかからない口座
       ★重要★ NISAとiDeCoはここに入ります
       非課税口座だけ作ることはできず, 一般口座or特定口座を開設する必要あり.
                             医師は収入が多く税率が高いので特定口座・【源泉徴収あり】がオススメ.

証券口座を開いて投資をする理由

投資を行うということはお金と時間に働いてもらって, お金を増やす, ということです.

逆に言えば投資を行わないということは, 自分自身が働いてお金を稼ぐ, 自分が所有している株式を出している企業の利益の一部をもらえるということです. 自分が働いてお金を稼ぐのは当たり前じゃないか, と思う方もいると思いますが, これは言い方を変えると, 自分が働かない限りお金を稼げない, ということになります. 

株式や投資信託は伝統的資産と言われていてFXや仮想通貨といった新しい投資に比べて, 安全性と確実性が高い投資の手法です. また不動産投資と比較して, リスク低く始めることができます. 不動産投資はいきなり数千万円の借金をするところから投資が始まります. 

また現在の日本では投資をする人を増やすためにNISAやiDeCoといった税制優遇のある仕組みを国が用意しているためがあるため, この流れに乗らないと時代に取り残されてしまいます.

証券口座を持っていないお金持ちはいません.

ネットの楽天証券を勧める3つの理由

手数料などのコストがメチャクチャ安い

まず, 手数料がとにかく安いです, 株式の購入5万円までは手数料50円というように0.5%程度まで抑えられています. これは他の証券会社と比べてもかなり安い方です. 

逆にいうと銀行の窓口で口座を開いて, 勧められた投資信託を買うことはダメです. ネット証券では掛からない人件費を捻出するために手数料が大きいものを勧められることになります. 

また三井住友銀行などの提携銀行から入金すればその際の振り込み料が掛からなくなります

優良な投資信託に投資できる

 プロの投資家が投資するような投資先に投資できます. 日本に限らず, アメリカ, ヨーロッパ, 中国といった世界中の国の株や投資信託に投資できる. 投資信託だけでも2600以上の種類が得られます. 

 具体的には【楽天・全米式インデックス・ファンド】, 【eMAXIS Slim米国式(S&P500)】といった,   販売報酬0円, 運用報酬0.2%程度といった優良なファンドを選ぶことができます.
(投資を行う場合は自己責任となりますので注意してください)

もちろんNISA, つみたてNISA, iDeCoの口座も楽天口座から解説できます.

クレジットカード購入, 楽天ポイントが貯まる

楽天証券 の場合, クレジットカードで購入することができます. そして無料で作れる楽天カードで入金すると1%がポイントバックします. このポイントの分で手数料を取り返すことができます..また楽天証券で口座を解説すると楽天ポイントアッププログラムでポイント還元率が上がりますのもオススメの理由です. そして楽天ポイントでも株や投資信託を買うこともできます. 

SBI証券も安くて, 優良の投資信託が買えるのですが, この3つ目の項目がある分, 楽天証券の方がいいと思います.

SBI証券の開設はネクシィーズトレードへ

まとめ

NISAとiDeCoは国民の老後を保証できなくなってきている国が, 国民に投資を始めてもらうための優遇制度です. 

収入が多い医師は, つみたてNISAとiDeCoを始めることをお勧めします.

特定口座【源泉徴収あり】と一緒にNISA,iDeCoの口座を解説しましょう.

手数料が安くメリットの大きい 楽天証券 がお得です. サイトも見やすいと思います. 

以上です.
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この超基本の知識を知るだけでは不十分です.
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